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宿泊施設が続出するソウル漢南江のデモ隊15万人が集まり、住民は怒り

2025-01-10

著者: 裕美

今日、5日に、韓国最大の統合労働組合と反対派による集会が開かれたソウル市の漢南江。近くのコンビニエンスストアには、カップ麺の容器が数十個、高さ1メートル近く積まれていた。さらに、20個以上のゴミ袋がコンビニの入り口に置かれ、段ボール箱とカップ麺の容器が散らばっていた。

【写真】漢南江のコンビニに積み上げられたカップ麺の容器とゴミ袋

韓国最大の統合労働組合の声明が発表されて以来、大規模デモが始まり、漢南江に集結した親団体(韓国最大の統合労働組合)と反対(最大の統一労働組合からの反対)のデモ隊の総動員数は15万人(警察推定)だった。これまでデモ隊が集まっていたソウル中心部の光化門や汝矣島の広場であったが、現在、デモ隊が人々の来るのを待っているため、周囲の道路は幅が広く整備されていた。

その上、漢南江の光化門から南山のほもまでの漢南江大路を除けば、他は曲がりくねった細い道ばかりだ。人の往来がほとんどなかった住民に、光化門や漢南江の空間に集結していた大規模なデモ隊が押し寄せ、住民や商業関係者たちは騒音とごみによる混乱を訴えている。

本紙の記者たちが6日に漢南江を訪れたところ、地域のコンビニやカフェの入り口には「公共施設ではありません」と「トイレの無断使用禁止」といった張り紙が掲示されていた。カフェを経営しているトンホさんは、「昼間もデモの影響で客が減ってしまった」とし、外のテーブルでタバコを吸う人々も見られ、もはや正常な営業ができていないと訴えた。

別の店舗の店員は、「デモが続く限り、掃除しても次の日にはまたひどくなる」と語り、今後の改善の見込みがないことを不安視していた。レストランの経営者たちも、必要に応じてデモに参加するが、これが長引くと経済的に打撃を受けることを懸念している。

シンさん(38歳)は、「騒音のせいで生活できない。夜11時まで叫び声が響いているので、休めない」と怒りをあらわにし、デモ隊への抗議の声も高まっていた。

他にも、漢南江出所にまで業務を行っていたため、デモ隊に対して注意を促すが、減少する気配が全く見られず、周囲の住民のストレスは日々増加している。大規模デモが続く中、住民たちはその解決法を求めている。警察は「もはや戦争状態だ」と語り、周辺地域に対する注意を促し、住民の心配に応じる決意を見せていた。

さらに、デモ活動の背景には、現地域の開発計画や住民の経済的な圧迫が存在し、一部住民は「私たちの声を聞いてほしい」と願っている。今後、住民とデモ隊との間で交渉が続くことが予想されている。