世界
SNSでの人権リスクが急増中!マスク氏が大統領選挙を控えに危機感を表明
2024-11-05
著者: 葵
概要
ミシシッピ州の男性が保護し、SNSで人間を集めていた野生のリスを州当局が捕獲し、殺処分した。州知事が民主党員のため、大統領選で共和党支持のトランプ前大統領を支援する実働家イーロン・マスク氏は、"トランプ大統領ならリスを救う"と述べ、ハリス副大統領に対する最終盤の攻撃素材とした。
事件の経緯
フォロワー50万人超のロンゴさんは、車に轢かれて母親を失った子リスを保護し、8ヶ月育てた後、野生に放したが、子リスは戻ってきた。無理だと判断したロンゴさんは、このリスに"ピーナッツ"と名付けて育て、instagramに投稿し続けた。ロンゴさんは訪問者の数が増え、家を"ピーナッツ・フリーダム・ファーム"と名付けて動物保護施設にした。しかし、野生動物を無許可で飼うことは禁止されていたため、認定手続きを進めていたが、先月州環境保全局が家宅捜索に来た。
州当局の対応
5時間に渡った家宅捜索の結果、ピーナッツとライグマの"フレッド"が捕獲され、環境保全局は両者を殺処分した理由として「リスが職員を噛んだため」と説明した。ロンゴさんはインスタグラムでピーナッツの死を報告し、「最愛の友よ安らかに」と悲しみを表明した。彼は州を提告する意向を示している。
マスク氏の反応
マスク氏は「政府が家に押し入ってペットを殺すことは許されない」とX(旧ツイッター)に投稿し、民主党への批判を展開した。また、トランプ氏を騙るファイク文書がSNSに流れたが、本物のトランプ氏はこの件について何もコメントしていない。