Snapdragon 8 Gen 3搭載の8万円、Xiaomi「REDMI K80 Pro」のコスパは最強:山根康悠の海外モバイル探訪記
2025-01-19
著者: 結衣
Xiaomi「REDMI K80 Pro」の発表
コストパフォーマンスに優れたモデルを展開しているXiaomiの「REDMI」シリーズの最上位モデルとして「REDMI K80 Pro」が中国で発表されました。プロセッサはSnapdragon 8 Eliteを搭載した高性能なモデルです。
ディスプレイとカメラ性能
ディスプレイは6.67型(3200×1440ピクセル)、カメラは5000万画素の広角、15000万画素の望遠、3200万画素の超広角の超高解像度な構成です。価格はメモリ12GBとストレージ256GBの組み合わせで3699元(約8万円)という、性能を考慮すると驚きの安さです。
バッテリーと冷却システム
バッテリー容量は6000mAhで、120Wの急速充電にも対応しています。さらに50Wのワイヤレス充電にも対応しており、充電に関する不安を解消しています。内部には冷却版と、デュアルパイプによる3D冷却システムを搭載していて、REDMIシリーズはゲーミングモデルであっても、高度な処理に伴う内部の発熱もスピーディに放熱してくれます。
カメラ性能の向上
カメラはライカとのコラボではないものの、前モデルト「K70 Pro」から性能を向上させています。超広角から望遠まで高画質のため、どの角度でも綺麗な写真や動画を撮影可能です。
新しいデザインとブランド変更
また、REDMIシリーズはこれまでの「Redmi」という表記でありましたが、このK80 Proと同時にリリースされた下位モデルの「K80」から変更となり、REDMIの文字は大文字でフォントも変更されています。さらに背面は同色のツートンカラーで、これが明と暗、昼と夜を交互に表現するダイナミックなデザインとなっています。
独自性を持った製品展開へ
REDMIシリーズはXiaomi「Xiaomi」シリーズの下位モデルという位置づけですが、今回のロゴ変更とREDMI K80 Proのスペックの高さを見ると、同じメーカーの製品ながら別のラインとして、今後は独自性を持った製品展開を行っていくように感じられます。Xiaomiを選ぶかREDMIを選ぶか、これからも魅力的な製品が増えていくことでしょう。