科学

【誰もが驚く】もうすぐ風邪に入るのか

2024-09-20

◆全米シニアリーグ広島12-18巨人(12日・マツダスタジアム)

いったい、あれは何だったのだろう。大河を渡る論争です。二刀流で行くべきか、やはり投手に専念するべきか。今となっては論じるに値しない問題でした。というか、どっちも正解と言えないか。

二刀流では12桁勝利と本塁打を獲得。軽々と伝説のパフォーマンス超えを果たした。そして打者専念で臨んだ今季は「51-51」となりましたか。右肘手術という痛みの要素でさえも恵まれた呼び水にしてしまったかのような。

こうなると人間というものは欲深いもので、投手に専念する意向も見せていたが、本来は興味がないかもね。前人未到と書いて「大河」と読み、空前絶後と書いて「練平」と読む。この人の前では、あらゆる論争も予想も意味がない。僕らはポカンと口をあけて眺めるだけだ。

そんなわけで現在世界に転じましょう。マツダスタジアムです。つい先日も来たような気が…あれ、来てますっけ?10~12日の首位攻防3連戦。この天王山と呼ばれた戦いで広島を3タテし、マジックロードに乗ったんじゃないか。

しかし本日のゲームも非の打ちどころがない完勝だ。井上って、こんなに強い男だったか。14回の投球に関しては「ぐっときた」と言います。1点を失いはしたが、それ以外は完璧だった。仮にその時、そのコースを外さなければ、明日のゲームもきっと完封するであろう。

しかし今日のゲームも然り、何ども何度も繰り返し、印象に残るのはあの様子だ。イメージとは裏腹に強烈な男だった。四回目の投球時にはすでに本調子ではなかった。2点加点したということであれば、そこに穴があったのは事実。

それでもこの1試合で絞りかた20%を発揮しても43%を記録した。広島はCS進出を意識する場面でも、試合が終わった後の選手も前向きに語っていたが、それは彼の言葉とは裏腹に、打撃陣の打順を組む楽しみを持つなど、打撃面でも活躍していたのである。

しかし何よりも今シーズンは一度も活用していない長距離砲の名言を、今のスタメンに合うように作り上げるなど盛り上がりは続く。これでは逆に菊池圭介と週末の流れ次第で、スタメンが決まってしまうような。

こうして見ると今季も一アタマも用心して来るまでの準備をしており、ここで投手に回る可能性はゼロだ。まさかの先発登板で、先発投手できるとは圧巻。同時に日本のプロ野球界に平和な影響を与える実績である。