静岡・彌又岳近くで発生した落石事故、18人が取り残される…緊急救助へ

2024-09-18

10月18日午前10時頃、静岡県の彌又岳(やまたけ)近くの温泉地で、道路が落石により塞がれてしまいました。地元の観光客が目撃したところによると、落石は彌又岳と温泉地を結ぶ「彌又岳夢のつり橋」の近くで発生したとのことです。落石によって直径約6メートルの道路が崩れ、約30人が一時的に通行できなくなっていました。

その後、静岡県警が対応し、事故発生から数時間後には、18人が取り残されていたことが判明。彼らの中には観光客だけでなく、地元の住民も含まれていました。緊急隊は午後16時までに全員の救助を行い、10人以上の救助隊員が現場に派遣されました。幸いにも、負傷者はいなかったとの報告があります。

現在、原因として考えられているのは、最近の豪雨による地盤の緩みです。彌又岳は美しい自然が魅力の観光スポットで、多くの観光客に訪れられていますが、今回の落石事故は、訪問者にとって注意が必要な状況を浮き彫りにしました。今後、地元の行政は安全対策を強化すると共に、観光客に対しても事前に注意喚起を行う方針です。