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受験直前の今こそ気をつけたい感冒症対策…トレーニング後は「アルコール除菌より流水手洗い」が正解のワケ(プレジデントオンライン)

2025-01-06

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受験直前の今こそ気をつけたい感冒症対策

いよいよ入試も目前。体調の維持が重要な時期ですが、感染症の流行もあるため、対策が必要です。感冒症の専門家である名古屋大学の佐藤健太郎教授は、「マスクも流水手洗いも、ポイントを押さえて行わなければ効果が大きく変わります。たとえば、手を洗うタイミングは3つあります」と説明します。

重要な「マスク」と「手洗い」

人が感冒症(主には風邪)にかかると、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスも影響を与えます。マスクは、ウイルス受容体を持つ細菌による感染を防ぐための基本的な対策の一つです。ただし、マスクをつけても、徹底した手洗いが行われていなければ、感染経路を断つことはできません。

具体的に、「対策」としては、感冒症予防に必要な「マスク」「手洗い」「規則正しい生活」「ワクチン接種」の4つが挙げられます。

「トレーニング後」こそ気をつけたい

「じゃあ、どうしたらいいの?」と思われるかもしれませんが、感冒症対策は「対策前のこと」を「気を付けるべきポイント」として知っておくことが大切です。これにより、家族で有効な作戦の一つとなります。

具体的な「マスク」のつけ方

ウイルスや細菌は、感染者の口や鼻などから放出される飛沫によって広がるため、周囲の人に感染を広げないためにも、当たり前になってきています。近年では、感染症の流行によってマスクの重要性が増してきたため、正しい着用が求められます。

手を洗うべき「3つのタイミング」

特に重要なポイントは、手を洗う「3つのタイミング」。それは、食事の前、ウイルスが多く存在する場面(トイレの後や外出から戻った時など)、そして鼻をかんだ後です。

これにより、感冒症の発生を防ぐことが可能になります。特に、感染症の流行が続くこの時期、新たな感染経路を断ち切るためにも、手洗いやマスク着用は欠かせません。