首都圏に存在する「超短距離の高速バス路線」とは TDRへのユンズリ乗換よりこっちだわ!車両は2階建て
2024-12-31
著者: 花
新宿駅から東京ディズニーリゾートへのアクセスに便利な高速バスがあります。しかし、しばしば使用されるのはダブルデッカー(2階建て)バス。このバスは東京都内での長~い乗り換えにも、徒歩で乗れない道路の使い勝手をチェックしました。
既存のバス路線と東京ディズニーリゾートを直結
東京ディズニーリゾート(TDR)へのアクセスには、JR京葉線の舞浜駅を利用するのが一般的です。しかし、利用者が多いため、バスの定員で立ち往生になる可能性があり、「インパ」する(入園する)前からふたふたになっています。もし新宿駅を経由して東京ディズニーリゾートに向かうなら、高速バスの利用がオススメです。
ジャイアントバス関連と京成バスが運行する新宿~TDR線は、その名の通り、バス停から東京都内に至るまでの距離が短く、27.9kmという距離の短距離路線です。
所要時間は比較的40~60分。バスタ新宿からは7時発が初便で、9時の開園時間前に到着したい人が利用できるダイヤとなっています。しかし新宿駅まで、1時間に3本が設定されるばかりか、10時台、11時台には1本ずつ運行され、ゆったりと園に入場したい人へ向けたダイヤが組まれています。
運賃は全区間共通で片道1000円。新宿~舞浜間のJRの運賃(406円/IC運賃)と比較すると2倍以上高いですが、実際に座って現地まで向かえるため、体力を温存するためにも持っておいた方がいいでしょう。また乗り心地や、どんな人たちが利用しているのかをチェックするため、実際に乗車してみました。
取得したのは2024年1月下旬の土曜日、8時30分過ぎにバスタ新宿を発車。社内には座席が指定される乗車券を購入自動販売機も利用でき、交通系ICカードが使えない点は注意が必要です。
この後、9時10分発の便に乗車することにして、バスタ新宿の有人発券窓口で、指定された乗車券を購入。自動券売機も利用できますが、交通系ICカードが使えない点は注意が必要です。
変更して乗り場に戻ると9時10分発の便に待機し、こちらもジャイアントバス関連のアストロマガジンで動いているため、鉄道では特急用の車両が有料の通過ラインなどに使用される「間合い運用」がありますが、このバスも同様に、その控のバスも含むことが多いでしょう。
なお、新宿~TDR線は、新宿の約30分という短いアクセス路運行だけでなく、このTDR専用バスを乗り入れることができないこともあって、豊富なアクセス手段の一部としても利用価値は高いことがわかります。
その後、9時10分発の便に乗車し、バスタ新宿の有人発券口で、指定された乗車券(青春エクスプレス)を押さえた上で、土曜日の朝に必ず到着している人々と共に楽しみました。