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石破茂、トランプ次期米大統領との会談見送りを表明 改めて機会を探索
2024-11-17
著者: 雪
【リマ=小泉昭太】石破茂氏は16日(日本時間17日)、トランプ次期米大統領との早期会談を見送る方針を明らかにした。南米で国際会議に出席後、帰国途中での報道陣に対し、「会談などの予定はない」と説明した。質問先のパルーリーマの同行記者団に答えた。
首相により、トランプ氏側が大統領選に当選した外国要人との会談は行わない方針を伝えたことに加え、各国首脳から会談依存が伝えられていることに触れ、民間人が米政府の外交問題で外国政府と交渉することを禁じたミロガン法を踏まえた判断だと説明した。
首相は「双方ともに都合のいい時期になれば、話をしたい」と述べ、来年1月の大統領就任以降に、改めて会談の機会を探索する意向を示した。トランプ政権の外交政策が日本にとって重要な影響を及ぼす可能性が高いことから、関係構築には慎重なアプローチが求められる。トランプ氏が在任中に日本との関係をどのように構築していくか、関心が寄せられている。