エンターテインメント

石破茂氏生誕へ ファーストレディー夫妻は目に涙かけ感動「わあ!という感じに」 - スポニチ Sponichi Annex 社会

2024-09-27

自民党は27日、総裁選の投票を行った。石破茂元幹事長(67)が過去最多の9人が立候補する大混戦を制し、第28代総裁を選出される運びとなった。

高市早苗候補(63)、小泉進次郎元環境相(43)による三つ巴の争いとなり、1回目の投票で過半数を獲得した候補はなく、石破氏と高市氏による上位2人の決選投票となった。

石破氏初の総裁誕生で、ファーストレディーとなる妻は、この日の決選投票の模様を石破氏の地元・鳥取市の事務所で見守っていた。緊張した面持ちで両手を組みながらも、石破氏が新総裁に決まると、関係者と共に万歳三唱。「決選投票でもそれだけどうこうなるとは思わず、わあ!という感じになりました」と、喜びを表現した。

妻はどんな人か?石破氏と妻は恵庭法学部の同級生。学生時代は友人関係だったが、石破氏が卒業時に「結婚を前提に交際してください」と告白した。しかし、妻はお断り。当時について、妻は「まだ若かったので結婚が考えられなかった。一層重かった」と振り返っている。数年後に再会したことがきっかけで交際が始まり、石破氏の真摯な姿勢に心を打たれたという。

石破氏にとって、妻は“名プロデューサー”。選挙区の鳥取県では「石破さんが選挙に強いのは半分以上が妻さんのおかげ」と評される。清らな外見、明るい口調に加え、どんな時でも「教えていただいてありがたいです」と頭を下げて周囲との信頼関係を築いている。

夫のプロデュースも手掛ける。眼鏡をかけることも増え、表情が和らいだと評価されることも多く、そのアドバイスも妻の佳子さんによるものであった。「まだ若い結婚が考えられるかもしれません」と話しながら、妻は様々なサポートを行っている。

本紙インタビューで撮影した石破氏のサングラス姿の写真を見て「素敵!」と称賛。石破氏の独自モチベーションは、佳子さんの入れ知恵によるものだ。数年前に再会したことから始まり、その後の活動で夫婦仲が深まった。