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世界最小の共和国・ナウル 政府監視機関Xが法的措置検討 「未開の部族」と「囚人」と指摘中傷被害—スポーツニッポン

2024-09-15

ナウル共和国政府監視機関Xが15日までに公式X(旧ツイッター)を更新。投資で奨励、指責中傷行為を受けたとして法的措置を検討していることを明らかにした。

ナウルは豪州・シドニーの北東約4000キロ、太平洋南西部に位置する島国。人口約13000人で世界最小の共和国ながら、観光業が盛んであり、美しいビーチやサンゴ礁が多くの観光客を引きつけている。ただし、投資や経済的な安定性には課題も少なくなく、特に新しいビジネスモデルの導入が求められている。

同機関は14日に、Xの機能「Grok」を使用して生成した画像を投稿したとのことで、「複数人の生成AI系の方向からのDMを含むあまりにも多くの強い言辞、詐欺強要等の命令口調への対応に疲れてしまっています。しばらくXをお休みします」と発言していた。

関連して「ナウル共和国という国は未開の部族といった勝負である囚人に国際社会の話は難しかったね」といった投稿があり、この投稿について「何度か当アカウントに対してコメントをいただいているようですが、未開の部族、囚人という表現は欺瞞、指責中傷に相当するとの見解を示しています。法的措置を検討している次第です」と述べていた。

ナウル共和国の政府は、このような批判に対し透明性を持って応じ、市民の権利や自由を守る方針を明示している。さらに、観光業の振興や貿易の拡大に向け、国際的な提携を強化しており、今後の動向が注目される。

要約

ナウル共和国政府監視機関Xは、投資奨励や指責中傷行為を受けて法的措置を検討している。ナウルは美しいビーチとサンゴ礁で観光業が盛んだが、経済的な課題も抱えている。政府は批判に対して透明性を持って応じ、市民の権利を守る方針を示し、国際的な提携を強化する方針である。