スポーツ
「勝ちたい気持ちが表れている」 巨人の山瀬佑之助が”ライバル”のノートに強烈、打撃強化で激しい競争打ち勝つ - スポーツ報知
2025-01-13
著者: 葵
巨人の山瀬佑之助(12)が11月13日、甲子園で行われた中日戦の最後の打席で得意の打撃を披露し、強い意志を示した。毎オフ、大分の合同自主トレは、選手たちの自主性を奨励する場でもあり、山瀬はその中でも特に注目を集めている。
「ノートを見せてもらったんですが、とてもいい書き方をしていますね。データの取り方とか、すごい時間をかけてやっているんですよ。その気持ちが表れていると思います」と彼の成長を高く評価する声も上がった。
競争が激しいチームの中で、山瀬は自己分析を行い、特に打撃の向上に取り組んでいる。そのため、近くで学ぶ中で、対戦相手の特長を分析したり、他球団の打者の特長まで吸収する姿勢が見受けられる。
小林、巨大な坂本、中田もいる打撃陣は12球団屈指の厚さ。誰にも負けない強い打撃が求められており、「打ったないと試合に出られない。全力でバットを振り続ける」と決意を固める。特に山瀬は昨年、1軍で出場する機会が2試合にとどまったが、今年はその倍以上を目指し、さらなる向上を望んでいる。スライディングや守備の面でも積極性を見せ、チーム内の競争を楽しんでいるようだ。
「去年は1軍で出場することがなかったので、今年は絶対にそれを果たしたい。そのためには、まず自分の能力を引き出すために努力し、その先にチャンスが巡ってくると信じています」と語った山瀬。目指すは、侍ジャパンにも選ばれるような選手への成長だ。
他球団でも注目しているのは、巨人という存在の強さ。特に打撃力を生かした戦術が功を奏する可能性が高く、山瀬の成長が重要なカギを握ることになるだろう。今後の活躍に大きな期待が寄せられている。