「神社前交差点に街路樹が1本もない」と熱すぎて死にそう…住宅複合化推進の政府「地元に木を植えろ!」|まいどなニュース

2025-09-07

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東京都内の街路樹減少がSNSで注目を集める

「ハラカド」や「ラフォーレ原宿」のある神社前交差点には、街路樹が1本も存在しない。熱すぎる気温の中、信号待ちで命が危険にさらされている。そんな状況を受けて、地元政府が「地面に木を植えて!」と呼びかけている。

モニタリングを行うミド建設・都市観測所

モニタリングを行うミド建設・都市観測所は、神社前交差点や銀座4丁目といった交差点のモデルを紹介。近くの道路に街路樹が全くないわけではないが、交差点だけを見るとかなり少ない。

大気の質への影響

東京大学の研究チームによる調査では、街路樹の被覆率は、23区で2013年には9.2%だったのが2022年には7.3%に減少。東京を代表する交差点の厳しい環境が物語っている。

市民の懸念が高まる

「神社前交差点、銀座四丁目など主要交差点に街路樹が存在しないことは問題だ」と多くの市民が意見を寄せている。特に熱い夏の時期に交差点で信号待ちをしていると、周りに街路樹がないことの辛さを実感する。他の交差点とは異なり、これが一般的な形とされていることへの疑問も根強い。

都市業者と高層ビルの影響

ミド建設・都市観測所に話を聞くと、多くの交差点で街路樹が不足している背景には、高層ビルの影響や都市開発の進行があるとのこと。多くの人が通行する情報量が多い場面にもかかわらず、なぜ交差点には樹木が少なくなっているのか。

「都市の緑化」は急務

東京都の今後の計画には、環境が整わない限り人々が安心して生活できないという意識が広がっている。地元の企業や市民が協力しあって、街路樹を植えていくべき時動のであろう。サステナブルな都市作りに向け、積極的な取り組みが期待されている。