神戸市西区にある一軒家の居住者2名の遺体と、その友人とみられる男性の遺体が、10月20日午後6時15分頃に発見された。

兵庫県警によると、遺体が見つかったのは、住人の男性（64）が頭をつかまれた状態で発見され、他の2名は頭に外傷があるなどの傷を負っていた。住人の男性の妻（62）と、その妻の妹（27）の遺体が確認されており、妹は陸上自衛隊員と関連があるとされている。

県警は、住人男性とその2人の死に関係があるとみて調査を進めており、犯罪の可能性もあるとの見解を示している。

神戸西署によると、入居者男性は妻と妹に対して何らかのトラブルがあったとみられ、この日、妻とその妹が男性の居住空間を訪れていた。

さらに、住人の知人が110番通報を行い、警察が現場に駆けつけた際、室内からは血のついたハンマーや、数本の刃物が見つかっている。警察は、事件の全容解明に向けて、周辺住民からも話を聞いている。

この事件は、神戸市内の居住者同士のトラブルの中で発生したと見られ、さらなる背景の解明が求められている。今後の進展に注目が集まる。