神戸大学の入試で波紋!日本史に4問中2問の正解が存在…「赤本」出版の出版本社の指摘で判明(MBSニュース)

2025-06-02

著者:

神戸大学の入試試験で発覚した問題

2023年2月1日、神戸大学で実施された一般選抜入試において、「日本史」に関する問題が大きな話題となっています。これまで学生たちの頭を悩ませてきた内容が、実は選択肢の中に存在しなかった正しい答えがあったことが判明しました。

問題の根源と正確な選択肢

入試問題で問われたのは、太平洋戦争後の経済や社会状況に関する4つの選択肢ですが、なんとそのうち2つは「正解」として選ばれるべき候補が存在していたのです。特に、選択肢が配信された案内をもとに、「赤本」出版の出版本社が指摘したことにより、この珍しい事態が明るみに出ました。

合格者数と影響

今年度の日本史に関する入試では、法学部や経済学部を含む8学部で受験した460人の受験生が選ばれました。この選択肢に関する問題が議論を呼び、合格者の合格基準にどのように影響するのか、関心が集まっています。

厳格な対応を求める声

神戸大学は、「入試問題に対してはすべての候補者を公平に扱い、正しさを重視している」と強調していますが、受験生たちの声には不安が広がっています。「ミスがあった場合、受験に大きな影響を与えるため、大学側への透明性を求める」との意見も出ています。

再発防止に向けた取り組み

神戸大学は、今後もミスの再発を防ぐための対策を強化し、受験生への影響を最小限に留めるための取り組みを進めていくと約束しています。今後の発表にも注目が集まる中、大学側は「全員に公平な受験環境を提供し続けるために、誠心誠意努めていく」と述べました。