タレントの上沼恵美子が、紅白歌合戦で行われる12月開催の読売テレビ・日本テレビ系「上沼×サンドの出すえたんは打たれない」に出演した。共演のサンドウィッチマンとのトークの中で話題になったのは、過去の紅白歌合戦に関するエピソードだった。

上沼は「この前、紅白で私が見た中で感情悪っ！と思った歌手がいた」と明かし、その歌手はなんと、あの超大物だった。「彼女の歌声があまりに引きつっていて、なおかつドスの効いた声で全然声が出ていなかった」と辛口コメント。隣に座っていたサンドウィッチマンの伊達みきおは、その話に驚き「そんなこと言っていいんですか！？」と信じられない様子で反応した。

上沼は続けて、「その場面を見ていると、歌手としてのプライドが全く感じられなかった。本当に唖然とした」と語った。その様子に会場は笑いで包まれた。

さらに上沼は、「でも同じ舞台に立つことができるだけでもすごいことなんですよね」と続け、シビアな意見を述べた後には、彼女自身の歌手経験からも「緊張する気持ちもわからなくはない」と自身の思いを吐露。歌を歌うことは、本当に大変なことだと、強い共感を呼ぶ言葉で締めくくった。

今回の発言に対して視聴者からは「上沼さん、本当に正直ですね」「歌手としての気持ちわかる」など、多くの反響が寄せられている。