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上越新幹線の新駅にホームダイ設置検討 自動運転化見据え - 日本経済新聞

2024-09-19

上越新幹線新駅にホームダイ設置検討

JR東日本新潟支社の白山副支社長は19日の定例記者会見で、上越新幹線の新駅にホームダイの設置を検討していると明らかにした。JR東日本は今月、2028年度にも上越新幹線の一部区間で自動運転を始める計画を発表した。利用者に安心して利用してもらえるよう「転落を防ぐためのホームダイの整備を計画している」と(白山副支社長)説明した。

既存のホームダイ設置状況

県内では新潟駅の新幹線乗り換えホーム側と北陸新幹線の上越高田駅にホームダイが設置されているが、上越新幹線の上越間ではまだホームダイはない。上越新幹線の自動運転化を見据え、今後各駅へのホームダイ設置を検討していく。設置の時期やスケジュールなどは今後詰める。

自動運転化の進展

JR東日本では28年度に長岡―新潟新幹線車両センター間の最長461キロメートルを対象に運転士を同乗させる形の自動運転を始める。30年代の後半には東京都―新潟間で運転士のいない「ドライバーレス運転」を目指している。自動運転化が進む中、駅での安全対策も重要な課題となる。