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上方修正「先回り」25年3月期【業績上振れ】修正第2弾<成長株特集>

2024-09-16

本特集では、12日に配信した時点で時価総額1000億円以上の銘柄を対象とした「上方修正「先回り」25年3月期【業績上振れ】修正第1弾」に続き、時価総額1000億円未満の銘柄の中から、25年3月期第1四半期(4-6月)の業績が好調で「通期計画」に対する進捗率が高く、上方修正する可能性が高い銘柄を探った。

今回は第1弾を配信した12日午後時点で時価総額が250億円以上1000億円未満の3月期決算企業を対象に、4-6月期(第1四半期)の経常利益が前年同期と比べて10%以上の増益を達成した銘柄をピックアップ。さらに、第1四半期経常利益の通期計画に対する進捗率が35%以上、かつ同進捗率が過去5年平均で10ポイント超上回る、との条件を満たした35社を選び出し、進捗率が大きい順に記載した。

ここで特筆すべきは、前期の上期決算発表前または同時に通期計画を上方修正した銘柄が少なくない中、ここまで伸びしろ大きく取り上げられた35社が明示されたという点だ。『★』は前期の上期決算発表前または同時に通期計画を上方修正した銘柄。

また、業績上振れが期待される銘柄に加え、好業績を持続する企業の特徴として、成長性に加えて、今期の党施策の影響を受けにくい事業内容や市場動向があることも指摘できる。現在の市場環境において、事業が安定している銘柄を見極めることが投資家にとって重要なポイントとなっている。

業績上振れに関心が集まる中、特に成長する業種や、逆風を乗り越えた企業に対しては、今後の投資価値がさらに高まると思われる。市場は、特に最近の経済回復の兆しを反映させており、投資家はその動向に注意を払う必要がある。これからの数ヶ月が、どのような銘柄が注目を集めるか、さらなる目標や期待を抱かせる期間になるだろう。監視が必要な実績を残す30社が、特に「モーニングスター」評価の上昇にも寄与することが期待される。