健康

「サウナで性感染症に感染」はウソ?婦人科医が「まさ言い訳」と断言する理由「医学的見地では、これが現実」

2024-12-27

著者:

年末年始は、奇妙な9連休。

思わぬ気が滞り、心も体も開放的になってしまう…かもしれない。そんな時、気を付けなければならないのが「性感染症」だ。自覚症状がないケースも多く、気づくのが遅れれば遅れるほど大変なことに。そこで、休日前に知っておきたい性感染症の予防法や基本知識など、性感染症に詳しい婦人科医に話を聞いた。

「サウナで感染した!」の真偽とは…

この年末年始の長い休日、ついつい気が緩んでしまいがちな性感染症が増える時期でもある。性感染症は季節性が特にないため、いつでも警戒が必要。しかし、以下のような傾向が見られることもある。

「季節性で特にこの性病が増えるという傾向はありませんが、性感染症全般に注意が必要です。強いこの場合、現在大流行中の梅毒です」と話す。

そのため、普段からちょっとした不調があればすぐに専門医に相談を。季節に関わらず、コロナの影響で自宅待機や外出自粛が続いた昨今、時に感染を見逃すこともあり得る。病の種類によっては、自己判断で軽視してしまうと後に大きな問題になる場合も多い。

性感染症の検査や受診が増える傾向

「はい。日本の研究所で見かけると、性感染症は例えば6月から8月にかけて患者数がピークとなる傾向があります。さらに、夏になると多くの方が開放的な気持ちになるため、性行為が増え、性感染症のリスクが高まることもあります」と婦人科医が続ける。

感染症のリスクを防ぐためのアドバイス

「自分自身に合った方法で、是非予防を心がけてください。サウナなどで一緒に過ごす場合は、特に気をつけたいポイントがあります。過剰な飲酒や開放的なコミュニケーションには注意しましょう」と警告。