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三井住友銀行、ミニ英語研修向けの採用枠を設置!来春に数人加入 - 日本経済新聞

2024-10-29

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三井住友銀行は、海外での業務を希望する2025年入行の学生向けの採用枠を設けることを発表しました。最速で2年目にミニ英語研修や英論テストでの研修が可能となり、来春には数名が入行する見通しです。この取り組みは、GLobal Bankingに必要な人材の確保を目指しています。

当行は、総合職採用を行う際に「グローバルバンキング構築」の枠組みを設け、海外拠点での業務経験や地域戦略などを担う部署での採用を想定しています。英語力は英語能力テストのTOEFLで105点以上など、高い水準が求められます。特に、グローバルな金融業務に求められる能力を磨くことが重要視されています。

三井住友銀行は2025年入行の新卒採用で、早期段階で海外での業務ができることを見込んでいます。また、他行でも海外業務の確保はできていない状況です。各行では特に中堅の中途採用が一般化したため、志望する学生向けに複数の採用の枠組みが設けられている事例が増えています。

このように、国際的なビジネス環境に対応するための教育や採用の形は今後ますます多様化していくことが予測されます。留学生や日本国内の学生など、優秀な人材確保のための競争が激化している中で、企業側も選考基準の見直しを急務としています。