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ロシアがウクライナ戦争を激化、米は「適切」に対応へ

2024-11-18

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[ワシントン 18日 ロイター] - 米国務省のミラー報道官は18日、ロシアが北朝鮮軍をウクライナとの戦闘に投入したことに言及し、ウクライナ戦争をエスカレートさせているのはロシアであると述べた。

ミラー氏は記者会見で、バイデン大統領が米国製兵器を使用してロシア陣営を攻撃することをウクライナに許可する決定を下したかは確認せず、米国は「常に適切に対応し、調整する」と明言した。

ただ、ロシアは1万人以上の北朝鮮軍をウクライナに派遣していると報告され、ウクライナ軍を強化することを目的として、ロシアは戦争を大規模にエスカレートさせる方針を示した。ロシアと北朝鮮の国有の特異な関係がこの戦争の局面をさらに複雑にしている。

また、リタイアしたウクライナ軍の兵士が北朝鮮軍投資の報告を行い、バイデン政権の方針が明らかになる中、米国は「適切」に対応する準備が整っていると述べた。

ロシアのドランスキー国防大臣は、ウクライナ戦争に北朝鮮軍が投入されていることを「大きなエスカレーション」と捉え、米国の関与を強く警戒している。

この情勢に対し、米国は自国の軍事的オプションを再評価しており、北朝鮮との関係分析を強化する必要があると課題と捉え、今後の戦略的な方向性を見定めようとしている。

今後の動きがこの戦争の展開に大きな影響を与えるため、国際社会もその動きを注視している。特に米国と西側諸国の連携が求められる中、ウクライナへの支援がどのように進化するかが大きな焦点となっている。