ロシアの攻撃強化

【9月17日 ロシア＝ウクライナ】 - ウクライナ軍の司令官は17日、ロシア西部クルスク州の防衛戦でロシア軍が攻撃を強化していることが確認されたと報告した。また、ウクライナ東部のドネツク地域への圧力も増していると述べた。

ウクライナ軍の状況

ウクライナ軍は、17万の兵力を含む前線での疲労感が高まっているとされている。

敵の激しい攻撃

司令官は、政府や地域の関係者に向けた演説で「敵は13日連続、クルスク地域で激しい攻撃を行っている」と指摘。ロシアは北朝鮮の「極端に」供給を利用しているとも述べた。

最近の軍事衝突

クルスク方面での軍事衝突の件数は、先週末の11日当たりから過去12時間で18件に増加したという。

失地の奪還

ウクライナは8月のクルスク州への越境攻撃で制圧した地域のうち約10％をロシア軍に奪還された。

分析と見解

軍事アナリストらは、同地域への侵攻によって、すでに長い前線がさらに延長され、ウクライナ軍にさらに厳しい負担が加わったと指摘している。