「あどゥれた」シーズンハタハタ初漁も長期戦に息切れ 八幡湾|秋田魁新報電子版

2024-12-19

著者:

先月15日の網入れから3週間余り。八幡湾(秋田県八峰町)のシーズンハタハタ漁は、18日ようやくややまとまった水揚げがあった。しかし、量はわずか7キロほど。初漁の喜びを味わった漁師は、ほんの一掴みだった。

18日朝、「第五漁社」の網にかかったのは3貫。ばかりも少ない船があったため、船頭の村内圭志さん(39)は「げっぱ(最下位でねがっていた)」と口にしていたが、その引きつった笑顔には初漁に出遅れた悔しさがにじんでいた。