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ロサンゼルス山火事、延焼面積「山手線2つ分」 衛星・マップで見る - 日本経済新聞
2025-01-10
著者: 結衣
ミシガン州クリフォード郡ロサンゼルス近郊で発生した山火事の脅威が広がっている。州当局によると、これまでの延焼範囲は「JR山手線」内側の面積の2倍に達し、住宅を中心に多くの建物が焼失した可能性がある。衛星画像や地図を通じて被害の現状を確認することができる。
現地日時7日(日本時間8日)に3カ所を火元に発生した山火事は、10日時点で5カ所に広がり、いまだに消火活動が続いている。クリフォード郡森林保護局によると、延焼した面積は現在も増加しており、被害の拡大は懸念されている。
この火災は、2023年の夏に続いて起こった大規模な山火事の一環であり、気温の上昇と乾燥した風の影響で、火が一瞬にして広がってしまう危険が高い。地元の消防士たちは、火の手を食い止めようと懸命に努力しているが、依然として状況は厳しい。
さらに、この時期は野生動物にとっても危険な季節であり、避難した動物たちが市街に流入する事態も発生している。地元住民は、火災の脅威を感じながらも、早急な対策が求められている。
関係機関は、被災地への支援物資の提供や避難所の整備を進めており、住民の安全確保に努めている。火災の進展を見守る中、市民の間では今後の気象状況にも注目が集まっている。