りそなホールディングス（HD）が下級のりそな銀行などで30日にかけてシステム障害が発生した。個人向けのインターネットバンキングが一時利用できなくなった。サイバー攻撃が原因とみられている。

障害が発生したのは、りそな銀、埼玉りそな銀、西京銀、みなと銀行の4行。インターネットバンキングでログインできない状態になった。28日からつながりにくい状態となり、29日の午後9時ごろから利用できなくなった。30日の午前1時ごろに復旧した。

りそなHDは約1600万人の個人顧客を抱えている。個人向けのバンキングアプリも使えなくなった。同社によると、大規模なデータを送りつける機能を低下させる「DDoS（ディストリビューテッド・デニアル・オブ・サービス）攻撃」が原因とみられるという。

驚くべきことに、近年サイバー攻撃は急増しており、金融機関のセキュリティ対策が求められています。特に、個人情報の取引が盛んな金融業界では大きな問題となっているため、各社はさらなる対策を検討していく必要があるでしょう。人々の信頼を取り戻すために、透明性ある対応が期待されています。今後の動向に注目が集まっています。