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「日本は中国よりも悪い」と鋼鉄業界の大手CEOがアメリカの買収に意欲

2025-01-14

著者: 結衣

鋼鉄業界の大手、クリフス・ナチュラル・リソース社のCEOであるローレンス・ゴンカルブス氏は、13日に行われた記者会見で、「我々は米国の鋼鉄会社を救うための『オールアメリカン』の解決策がある」と発表し、アメリカの買収に意欲を見せました。一方で、「日本は中国よりも悪い」という持論を展開し、熊本県での日本製鉄の買収計画を批判しました。

ゴンカルブス氏は、クリフスが日本の鋼鉄業界の最大の競合である日鉄製作所との提携を考えていると述べました。「詳細を明かすつもりはないが、持続可能な企業の名前は米国鋼鉄だ。クリフスは米国鋼鉄の一部になる」と示唆しました。さらに、現行の企業転換による買収計画の終了を決断するまで我々は何もできないとも強調。

また、ゴンカルブス氏は「ダンピング(不当廉売)や過剰生産のやり方を中国に伝授したのは日本だ」と批判しました。今月上旬に発表された声明の中で、「日本は中国よりもひどい」と断言し、1945年以来、我々(米国)がどれだけ親切でいられたかを見つめ直すべきだとも指摘しました。企業の未来を考える上で、これが重要な対策であると主張しました。 【ワシントン大長官】