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【日本ハム】高卒新人選手4人が挑むJRA騎手との交流 ドラフト1位・清水雄飛「腕、太ももがやばい」

2025-01-23

著者: 愛子

日本ハムの高卒新人選手が12日、千葉・茂原市の二軍施設で行われたJRA騎手との交流会に参加した。

今回の交流会は日本ハムとJRA競馬学校の共同行事で、今年は投手2人、野手2人の4人が参加した。ドラフト1位に指名された清水雄飛選手(福岡大大濠高)は、第一印象をこう語った。「(試合を観戦して)初めて、空調があると思ったんですけどね。だけど、(騎手が乗る)姿勢、太ももがやばい。練習よりも走るスピード感が違った」。

清水選手を含む4人は、実際に騎手の体験をし、馬に乗る感覚に触れた。清水選手は「技術がしっかりしている方々で、どれだけ自分が鍛えられるか分かります」と述べ、野球における体力作りにも刺激を受けたようだ。

また、交流会には「(馬に乗ると)手応えを感じるので、いろいろ考えさせられた」と語る若手選手の水野選手(亜細亜大学卒)や、体重を少し管理しなければならない騎手たちの姿に驚く場面もあった。

実際に馬に乗り、騎手たちとの話を通じて感じたことは、競技との共通点や、集中力が求められる点であり、選手たちは自身のトレーニングにどのように生かしていけるかを考えているようだ。

最後に、実力を求める世界でのポイントを聞かれた清水選手は、「強くするための筋トレが大事で、体力も必要。でも、その体力をどう使うかを考えなければならない」と語り、今後の成長と努力を誓った。こうした異業種との交流は、日本ハム選手たちにとって新たな視野を開く場となり、練習やパフォーマンスに対する意識を高める意義がある。