RBが2年ぶりのシンガポールで心躍らせる理由、課題と目標を説明する角田裕毅…後半戦初得点へ
2024-09-17
著者: 蓮
RBフォーミュラ1の角田裕毅が2024年FIA-F1世界選手権、第18戦シンガポールGPに向けて抱える期待と課題を語った。昨年のレースでは、リカルドの代役を務めた彼は、アルファタウリの当時の順位を大きく変える9位でゴールした。
前戦アシャンプランGPでは、角田は、信じがたいラップタイム変動を伴う「異例」のレースに13位で終わった。レース後、彼は「何よりも悔しいこと」として、自身のリタイヤを順位に繋げられなかったと振り返った。
「シンガポールGPのようなコースは、僕の好み。昨年はここで素晴らしい感覚を得た。問題の分析を進めて、シンガポールでどのように改善できるかを話し合わなければならない」と彼は語った。
角田はさらに、周回数の制限がある中でのデータ分析の重要性を強調し、シンガポールの特徴である接触のリスクを低減しつつ、速さを保つ秘訣を説明した。「今週末のレースでは、バックの時よりも良いパフォーマンスを発揮したい」と語った。
加えて、レースウィークには、アジア地域特有の高温多湿なコンディションが予測され、体力と集中力が試されるだろう。「多湿な気候への対応は重要で、常にベストな状態で臨む必要がある。シンガポールのレースに備えるために、しっかりとした準備が欠かせない」と彼は述べた。
シンガポールGPは日本のファンにも人気が高く、国内のスポーツメディア雑誌でも大きく取り上げられている。角田は、日本の期待を背負いながらも、レースに臨んでいることを強調した。
レースは日本時間の2024年9月20日(金)午後6時30分から行われるとのことで、DAZNなどでの生中継が予定されている。彼のパフォーマンスに注目が集まる中、シンガポールGPでのポイント獲得を目指す角田の挑戦が始まる。特に、このレースでの成功が彼にとって何を意味するのか、ファンの期待とともにその行方に注目が集まっている。