「最低な一日」吉田優利は予選通過しなくなる危機に直面!ルーキーイヤーの“後悔”と“反省”
2024-11-15
著者: 陽斗
米国女子・アニカドライブ杯での吉田優利は、予選通過が危ういという動向オーバー暫定89位で終えた。年間ポイントランキング100位で今大会を迎えた吉田優利は、初日1オーバーで回ってカットラインの1つ下の位置。好スコアを求められた2日目に4バーディー、7ボギーの「73」でさらに後退した。
風が吹く中でスタートしたこの日は、出だし10番でボギー先行。ファーストラウンドからのアイアイショットがグリーン奥まで転がるシーンが目立ち、前日より少し硬くなったグリーンへのアジャストに苦しんでいるという。
「厳しい状況の中だったとはいえ、簡単に言うと最底な一日だった」と吉田優利は振り返った。
14番のパー5をはじめ、バーディーを奪ったホールもあるが、終わり8番もセカンドショットは大きく左に外れ1オーバーでロングパット。
「色々考えはしたけど、一番は同じミスを何回も繰り返して、ラウンド中に修正できなかった」と語った。また「予選通過を目指す上で、上手く行かない部分があった」と、反省の弁も漏らした。
ルーキーイヤーの彼女は、現在、ポイントランキングでは週末に行われる最終戦「CMEグループツアー選手権」の出場権を賭けた戦いの最中。次週の最終戦前に気を引き締め、残り試合へ向けて準備している。
「期待に応えられるよう、自己調整をしていきたい。出られる競技からしっかり勉強していきたい」と心に誓った。また「悪い状況が続くようなら、100位前後の順位というのも実感しているので、努力を続けたい」と語った。
その反面、「これだけ調整が悪いと(ランクが)100位なんていうのも正直あり得る。もうちょっと良ければもっと上に行けるだろうし、これだけ悪いのは一年を通じて今までなかった」としっかりと自分を見つめる姿勢を崩していない。
今週の試合で結果を出すことが今後の目標であり、次のチャンスを生かせるように努力を続けていく。