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「丘陵線」構想、3線と東急が国交省に申請…8100億円の「丘陵駅」構築計画 : 読売新聞
2025-01-18
著者: 愛子
報道によると、東急線の丘陵駅(東京都大田区)と、京急線の京急丘陵駅を結ぶ鉄道新線「新空港線」(丘陵線)の整備に向け、丘陵線の整備主体となる第13接続ターミナル「高田エアポートライン」が、国土交通省に整備計画の認定を申請した。
整備計画では、丘陵線の工期は2022年度後半から2024年度末を予定しており、総事業費は約8100億円と見込まれる。東急多摩線丘陵駅を地下化した上で、京急丘陵駅近くまでの約8100メートルの区間に道路などを整備し、終点を形成する計画だ。
この新線は、丘陵線整備へ向けた認定を国交省に申請したことで、実現へ向けた一歩が進んだ形となる。整備効果としては、約30分間の東急線自由乗車が修正され、京急丘陵駅間が約15分に短縮されるとされている。
認定されれば、丘陵線は「速達性向上計画」を国交省に提出する予定であり、同計画が認められれば、都心鉄道の利用増進に繋がると期待されている。また、丘陵線と同じく国貢報告を受けることで、進行中の道のり鉄道事業に利便性の向上が見込まれる。これにより、丘陵線を利用する市民や観光客にとっても大きなメリットが期待される。