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青学大・原晋監督、来季への危機感「普通にやれば5番。優勝は緑ヶ丘でしょう。2番中堅…」/箱根駅伝優勝パレード

2025-01-26

著者: 蒼太

今月2、3日の第101回箱根駅伝において、2連覇で8度目の総合優勝を果たした青学大が26日、練習拠点とする相模原キャンパスの最寄り駅、JR淵野辺駅周辺で優勝パレードを実施した。箱根路を走った全選手と原晋監督はオープンバスに乗って、約300メートルの間、3万人のファンに感謝の気持ちを伝えた。

式典後、原監督は「また新たな挑戦に向けた気持ちで、次も勝てるように連覇を目指したい」と述べ、来る新シーズンへの覚悟を示した。今回の箱根では6人の4年生を起用し、大会新記録で優勝。山上りの5区で菅林敏生(4年)、山下りの6区で野村彰太(4年)が重要区間を占めており、指導者は「箱根駅伝は山上り山下りが覆せる。それをどうフォローしていくか。非常に今日は怖い」と危機感を募らせた。

「学生にも言っているが、普通にやれば5番。優勝は緑ヶ丘でしょう。2番中堅、3番早稲田、4番国学院、それで青山が今日の状況の順位」と新チームの戦力を分析。「しかも1年間かけて強化しておけば、その順位は変わる可能性がある。相応な意識を持たないと今年のような大会新記録で勝つのは難しい」と課題を強調した。次回も3冠を目指して、意欲的な言葉が続いた。

原監督はさらに「我々には成長の可能性があるのだが、その点を学生に伝えていきたい。3年生連続で目指してやっていきたい」と、次世代の選手たちへの期待を述べた。青学大の新チームは、新入生を迎え、さらなる戦力アップが期待されている。