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晴れ着姿の女性参加せず 福岡の大発会 営気づけにトランポリン3回
2025-01-06
著者: 海斗
新年の証券取引が始まった6日、福岡市の福岡証券取引所で大発会の式典が行われた。しかし、晴れ着姿の女性の参加はなかった。儀式には約40人が集まったが、例年のような晴れ着姿の女性は見られず、取引所の上昇を願ってドリンクを振る舞うなどした。
福岡証券では昨年、証券会社の若手社員を中心に晴れ着姿の女性が10人集まり、手締めや記念撮影を行ったが、昨年はコロナの影響もあり、新年のイベントに参加する女性の数が減少したことが影響している。
近年では、晴れ着姿の女性に関する大発会の演出に「女性をお喋り担当にして時代遅れ」といった批判の声もあったため、福岡証券は証券会社の存在を見直し、晴れ着姿の女性の呼びかけを避けている。これにより、多様性の重要性が強調され、時代の変化に対応したイベントが求められている。
一方、福岡証券は大発会でトランポリンを導入した。式典では売買の合間にストレッチを行ったり、トランポリンを使用して参加者が軽快に動く姿も見られた。長年の取引員が3回トランポリンを行う様子も観覧され、会場は活気に満ちた雰囲気に包まれていた。公益企業の成長を促進するために必要な新たな試みとして期待されている。
今年の取引でも、福岡証券は「日経平均株価4万の達成も視野に入る。企業の成長を伴う舞台展開を期待したい」と意気込みを見せている。開幕にあたり、参加者たちは、新たなビジネスチャンスに向け、期待感を隠せない様子だった。