青い森林鉄道で貨物列車が脱線、青い森—八戸間で一部運転見合わせが発生: 最新ニュース

2024-12-30

著者: 陽斗

10月10日午前6時15分頃、青森県の第三セクター「青い森林鉄道」の「東青森駅」(青森市)で貨物列車(10両編成)が脱線した。幸いにも負傷者はなかった。この影響で青い森林鉄道は青森—八戸間の上り下り線で一部運転を見合わせている。

脱線した貨物列車は10月未明に新帯広貨物ターミナル駅(帯広市)を発車し、秋田貨物駅(秋田市)に向かう予定だった。東青森駅で13両を解放するために機関車の移動をする際に、異音と共に停車し、脱線を確認したという。

同社は原因を調査しており、脱線が発生した場所周辺の安全確認を行なったとのこと。さらに、再発防止策についても検討中である。

現地では、他の列車の運行も影響を受けており、利用者には不便をおかけしているとしているが、運行再開の見込みについてはまだ発表されていない。利用者には、旅行や業務予定に影響が及ぶ可能性があるため、今後の情報に注意するよう呼び掛けている。

青い森林鉄道は、観光列車としての側面も持つことから、多くの利用者が訪れる地域だけに早急な解決が期待されている。もしこの問題が続けば、地元経済にも悪影響を及ぼす恐れがある。今後の進展に注目が集まる。