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千足駅近くのビル解体現場で事故、男性2人死亡…切断した鉄骨を置いた台が崩れ落ちる
2025-01-09
著者: 芽依
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10月19日午前10時頃、千足市中部のビル解体工事現場で、12階のコンクリート製の床が崩れ、11階にいた作業員3人が埋まってしまった。50代と70代の男性が死亡し、30代の男性が重傷を負った。
千足県警千足中央署によると、現場は地上11階、地下2階のビルで、その時、13階の解体作業が行われていた。鉄骨を切断し、12階の床に置いた台が崩れ、鉄骨も落下した。11階で作業していた3人が下敷きになったという。
運搬台にいた50代男性は現場で死亡が確認され、運搬先の病院で70代男性も死亡が確認された。30代の男性は重傷で、病院で治療を受けている。
関係者によると、解体工事は2012年8月から行われている。現在は地元の交通量が多く、通行人の安全も懸念されている。
解体作業を行っていた作業員の安全対策についても問題視される可能性があり、県警が詳しい状況を調査している。
事故の影響で、千足駅から東にある約130メートルの路線が一時通行止めとなり、近隣住民も心配している。依然として今後の安全対策が求められている。