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プロ13年目、ヤクルト・橋本星矢の目標は一軍で打率3割、ホームラン10本 「できないことはない」

2025-01-20

著者: 海斗

2025年の注目選手 ヤクルト・橋本星矢(後編)
前編:ヤクルト・橋本星矢が驚異の成長曲線で正捕手候補に迫る

今季のヤクルトはレギュラー選手を強化する若手の台頭が待たれ、橋本星矢はその期待が大きい選手の一人である。昨年は二軍で103試合に出場し、打率26.7%。5本塁打の成績を残し、44打点、8盗塁の成果をあげた。

「自分のイメージでバットに当たっている感覚でしたが、空振りして「あれっ?」となった。速い球を打つのは得意なはずですが、いざ打席に立つと空振りが多くなりました」と、振り返る。

シーズン終了後に参加したファンクラブイベントでは「自分が三振した映像は毎日見ました」と語り、自らを鼓舞する姿勢を強調した。「あれだけ三振したんだから、次は逆に打てる要素を見つけたい」と話す彼の意気込みは、ファンとの交流を通じてより強固になったようだ。

翌シーズンでの目標については「打率3割、ホームラン10本は行けると思っている。できないことはない」と自信を見せ、「目標を立てることが、モチベーションを上げる」と続けた。

また、橋本は「打撃だけでなく、守備でも成長していきたい」とも語り、正捕手としての地位を確立するために技術向上に努める意気込みを示した。チームは彼の成長を後押しし、橋本が一軍で存在感を示せるか、ファンの期待が高まっている.