【プレミア12】また1回戦敗退、国際舞台で繰り返される「韓国野球衰亡史」
2024-11-19
著者: 雪
国際大会における韓国の「衰亡史」が再び繰り返された。野球の韓国代表チームは18日、台灣・台北の天母スタジアムで行われた「2024 WBSC(世界野球ソフトボール連盟)プレミア12」のオープニングラウンド(1回戦)でB組第5戦、日本対オーストラリアの試合に臨み、2ランを含む4打3安打・4打点を記録した金鉉永(キム・ヒョンヨン)の活躍にもかかわらず、3勝2敗という結果で敗退した。
今回のプレミア12で韓国の目標はスーパールーザーを回避することであった。しかし、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1回戦敗退の記憶が色濃く蘇る。2019年のプレミア12第2回大会では準優勝して以降、韓国は野球の国際舞台でなかなか力を発揮できていない。それでも2023年の杭州アジア大会で金メダルを獲得したという実績があるだけに、国際大会での成功を期待されていた。
今回の大会では、韓国の選手たちが理想的なプレーを見せられず、特に1回戦の日本戦では打線が奮わず、敗退となった。韓国はこれまで5回の国際大会で1回戦で敗退しているが、すでに7回連続で大会を終えたという状況にある。
今回のプレミア12では、元コーチの金信煜(キム・シンウク)が指揮を執っていたが、チームの構成や戦術に関して多くの批判を受けている。特に、選手の選抜や交代タイミングでの判断ミスが目立ち、ファンからは不満の声も聞かれる。
日本に敗れたことで韓国の選手たちは著しい精神的打撃を受けた。大会後、選手は「私たちはこの苦い経験を糧にして、次の大会に向けて必ずや立ち直る」とコメントしているが、果たして次回の大会でどれほどのパフォーマンスを示せるのかが注目される。現状では韓国の野球界は非常に厳しい状態に置かれている。果たして、この流れを変えることができるのだろうか。次回の大会での復活が求められている。