わずか2年で退団も…熱望するNPB復帰「チャンスがあれば」元ハム助っ人が明かす日本愛
2024-11-18
著者: 雪
ドミニカ共和国代表のアルカンタラ…。日本戦前に清宮らと交流
悔しさ2年間だったが、再び日本でプレーできることを願っている。昨季まで日本ハムでプレーしたアリスメン・アルカンタラ選手は、12月に行われる「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のドミニカ共和国代表として日本と対戦予定だ。試合前には彼の故郷ドミニカにて清宮幸太郎選手とのやり取りが盛り上がり、「とてもエキサイティングな時間だった」と笑顔で振り返った。
アルカンタラ選手は16日の韓国戦で1試合2本塁打をマーク。「コウタロウが『パワーはちょうだい、パワーはちょうだい』って言ってた」と冗談交じりに話し、今季もメキシカンリーグでプレーしていたが、「また会えて嬉しかった」と振り返る。また、2024年には日本でのプレーを再び希望しているという。
元々18歳にして2008年オフにカブスとマイナー契約。2014年にはメジャーリーグで10本塁打を放ったが、その後はマイナーやメキシカンリーグでプレーを続けることになった。昨年、日ハムでのプレー後は再びメキシカンリーグでの活躍を目指している。
日本では2年間で138試合に出場し打率.207と苦戦したが、今季は4本塁打10打点と打率.204と改善できつつある。「あのころは打つのが大変だったが、今はチームメイトも良い人たちで、自分は幸せだ」と話している。
日本ハムでは期待されながらも結果が出せなかったアルカンタラ選手だが、日本での経験は彼にとって非常に貴重なものだった。「日本の文化は本当に素晴らしいと感じているし、人々も礼儀正しい」と感謝の意を示した。彼は日本の野球を改めて愛し、帰国を熱望している。
今後の彼の動きに注目が集まる。果たして再び日本で見られる日が来るのか、期待が高まる。