
世界
プーチン氏、クルスク「完全解放」を修正!「残党」の存在認める
2025-05-01
著者: 裕美
クルスク州におけるプーチンの発言
ロシアのプーチン大統領は4月30日、ウクライナ軍からの奪還を発表したクルスク州に関し、いくつかの「残党」が存在することを認めた。彼は「グループが多数残っている」と述べ、同州での「完全解放」を発表した。
歴史的な戦闘と現在の状況
プーチン氏は旧ソ連の対ドイツ戦勝80周年を記念する行事として発言し、残党は「完全に孤立している」と強調したが、「撤退は不可能」とも語った。また、クルスク州では、10日での昨年8月下旬のウクライナ軍の越境攻撃により、288人の市民が死亡したことが明らかになっている。
クルスク州の軍事状況
クルスクを巡っては、ロシア国防省の関係者が26日、プーチン氏に「完全解放」を報告したが、プーチン氏は28日の声明で「ウクライナ軍部隊の壊滅を完了した」と述べる一方で、ウクライナ軍からの公式な報告は出ていない。
今後の展望
残党の動向やウクライナとの戦闘の長期化が懸念される中、プーチン氏の発言は地域の安定にどう影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まる。