世界
ポンス前副大統領、台北訪問で「米国は太平洋の同盟国を見捨てない」
2025-01-17
著者: 愛子
[台北 11月17日 ロイター] - 台北を訪問中の米国のパン副大統領は11月17日、米国が太平洋の同盟国を見捨てることはないと強調し、今後の地域政策についての見解を述べた。トランプ次期政権は台湾に対し防衛手段を提供する考えを新たに示し、この発言は地域内外に大きな影響を与えるだろう。
パン副大統領は、米国が直面している課題のひとつとして、中国の影響力の拡大を挙げ、台湾とその周辺の安定を保つためには、全体的な協力が必要だと発言した。彼女は、「我々は印太地域において強固な同盟を築いている。台湾の安全保障は我々にとって重要な課題だ」と述べた。
さらに、パン副大統領は、米国と台湾の関係を示しながら、西側諸国と連携して地域の安全保障強化に取り組むと強調した。彼女の発言は、台北での討論会の後に行われ、台湾の未来に関する希望の光を示すものとなった。
また、地域の専門家は、これに対して反応を示し、欧米諸国がアジアにおける中国の影響力に立ち向かう姿勢を示したことで、台湾の国際的な立場が一層強化される可能性があると指摘している。
「米国がこれほど明確に台湾を支持していることは極めて重要だ」と、アジア地域に精通する専門家は述べた。「今後、台湾は自らの防衛力を強化し、国際的な存在感を高めるための新たな機会を得るだろう」と期待を寄せている。