テクノロジー

PixelからiPhoneに戻してみたこと

2024-12-19

著者: 結衣

2024年7月29日の記録を編集し再投稿しています。

Google製のスマートフォン、Pixel 7 Proを使用し始めて1年も経たないうちに何度も落としとも言えず、最終的には壊れてしまいました。海外にいたため修理不可能でした。

その後、日本へ戻ってきてすぐに、表参道のApple StoreでiPhone 13を衝動買いしてしまいました。Pixel 7 Pro以前はiPhone 12 miniを使っていたので、出戻りしたとも言えます。

以下、iPhoneに戻した理由とデメリットについてお話しします。
iPhone 13を買ってよかったこと

何よりもiPhone 13を選んだ理由は、最初に使っていたiPhone 13 miniが非常に快適だったからです。

しかし、ストレージに関しては無く、すべてに生産も終わっている中を探すしかなく、店員さんに勧められたため、iPhone 13の次に小さくて安いスマホを選んだ結果、iPhone 13だったのです。

持ちやすい、落としにくい

最重要ポイントは持ちやすさでした。

Pixel 7 Proは何度落として壊れて、最終的に壊れてしまったことがトラウマとなり、なるべく持ちやすくて落としにくいスマホを求めていました。その点、Pixel 7 Pro(画像左)に比べてiPhone 13の方がコンパクトなので手に馴染みやすく、落としにくいと感じました。

加えて、iPhone 13のフラットデザインと角ばったフレームの形状が持ちやすく、うっかり手を滑らせて落としてしまうリスクを軽減してくれているように思います。

お店に相談、納得して買えた

さらに、実店舗で購入できたのも大きいです。

アプリストアで直接スマホに触れられ、わたしのような新規手に優し目なスナップが初心者にも顧慮されて話し合いにも交じってもらえました。機種変更してからすぐに傷をつける自分にとっては大きな助けでしたね。

「安心感」もつけられる

Apple Care+という手厚い保障制度もあり、多少からでもiPhoneを購入することを後押ししてくれました。万が一、また自分の不注意でスマホを壊してしまったとしても、修理にかかる費用が保障されているのは安心感がありました。

iPhone 13を買って後悔していること

そんないろいろな要因でiPhone 13を衝動買いしてしまったのですが、今となってはPixelを買えばよかったことを少し後悔しています。

とはいえ、おそらくわたしがPixel 7 Proを購入した理由は、PixelシリーズならではのAI機能とカメラ機能でした。

手に入るAI機能が使えなくなった

ブレインディバースのリアルタイム文字起こし機能は、ライターという職業から重宝していました。だからこそ、Pixel 7 Proを使い続けている中で個人的に好ましかったのは「この曲なに?」という機能でした。

例えば、最近であれば、下の画像で言うならば、左上の音楽が気になるところ。つい「消しゴム」と感じる節や、あまのじゃくに生活していた自分にとっては大きな助けでもありました。

この野鳥の写真はPixel 7 Proが捉えたのにはもちろん勝る望遠カメラで、最大30倍にまで織り込めたものでした。逆光だったのにも関わらず艶の色がくっきりと写っていますし、手触れもなし。やはりPixel 7 Proのカメラは優秀でした。

以上のようなPixelのプロシリーズならではのAI機能とカメラ機能を失ってしまい、残念に思っています。

しかしながら、今となっては冷静に考えてみれば、手持ちのPixel 7 Proを下取りに出し、Pixel 8やPixel 7aに買い換えた方が安く済んだのかもしれません。

選択肢の幅がありそう

一長一短なスマホ選び。

わたしがiPhoneに戻したのは?と聞かれたら、結局のところ「親しみ」や「安心感」といった非合理的な感情に振り回されたからでした。

とは言え、わたしはMacBookユーザーですし、家族や親しい友人もiPhoneやMacというのもあって、iPhoneに戻ることでファイル情報共有やAirDropやiMessageを使えるようになり、便利になったなという点もあります。日常割と役立ち、Apple社のサービスの統一性も良好です。

それでも、それはそれでAppleのエコシステムが充実しているということで、2024年の後半には、いよいよApple社の生成AI登場か?との期待が高まっています。Google社が今後どのようにAIの歴史を塗り替えていくのかも楽しみですが、今後iPhoneを使い続けるのか、Pixelに戻るのか、はたまたまた違うスマホを手にすることになるのか。選択の幅がどこにあるのか、今後の展開を見守りたいと思います。