Phisonが実現した驚異の128TB SSD、HDDの4倍の容量を誇る!
2024-11-14
著者: 弘
Phison Electronicsは、13日に業界最大容量となる128TB(実際の使用可能容量は122.88TB)のPCIe 5.0 SSD「D205V」を発表しました。このSSDはU.2およびE3.Lフォームファクターで利用可能で、2025年の第2四半期に市場に登場する予定です。
このディスクにはAIアプリケーションやエンタープライズ向けの研究用途に最適で、競合するHDDの4倍の容量である122.88TBを実現したことが特徴です。現在市場に出回っている61.44TBのSSDの2倍の容量を持ち、データセンターのフットプリントを減少させることが期待されています。
また、このSSDは独自のX2コントローラーを採用し、3D QLC技術によって、シーケンシャルリード速度は14,600MB/s、シーケンシャルライト速度は3,200MB/sを実現。4Kランダムリード性能は300,000IOPS,16Kランダムライト性能は37,500IOPSに達し、非常に高いパフォーマンスを誇ります。
インターフェイスはPCIe 5.0 x4およびx2に対応し、NVMe 2.0、ISE、TCG Opal、NVMe-MIなどの最新プロトコルもサポート。また、電源切断保護(PLP)機能を備え、128の名前空間に対応しています。耐久性指標として、DWPDは0.3、MTBFは250万時間を誇り、長年の使用にも耐えられる設計となっています。
この革新的なSSDの登場により、データストレージの未来がますます明るくなることが期待されています。大容量データの保存が求められる現代のデジタル社会において、Phisonの新製品はまさに革命的な一手と言えるでしょう。