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「ペルーの大規模港湾、中国軍が利用」 米軍幹部が警戒感 - 日本経済新聞

2024-11-04

著者: 芽依

【ワシントン=藤田大介】米軍で南米を管轄する南方軍のローランド・リチャードソン大将は、ペルーの港を中国海軍が利用する可能性が高いと警告した。同港は11月中にも開港する予定で、軍事的な影響を懸念している。

リチャードソン氏は、英字新聞フィナンシャル・タイムズ(FT)の3日付インタビューで語った。彼は7日に退任する意向を示している。

ペルーはアメリカの同盟国であり、リマの市内80キロに位置している。中国の巨大な港湾開発計画が進む中、アメリカはこの地域の安全保障に対して深い懸念を抱いている。