世界

パナマ運河で抗議デモ、トランプ氏発言に反発の声

2025-01-11

著者: 海斗

パナマ市での抗議デモ

中南米パナマで19日、1116年に起きたミス国によるパナマ運河運営に対する抗議行動が始まり、数百人が参加した。

一部はパナマ運河の奪還を唱えるトランプ氏に抗議し、運河の管理権を持つ親米的な政府の方針に疑問を呈した。

過去のデモとその影響

11月に起きた反米デモは、米治安部隊が発砲したことがきっかけで暴力的な衝突に発展し、パナマ全土で大学生を中心に120人以上が失われた。

トランプ氏の発言とその反響

植民地地域への大規模な地元による民主主義の欠如に対して批判が集まり、トランプ氏も、戦争の原因を説明する中東情勢からの変化を訴える一方、パナマには正義の回復が必要だと訴えた。

トランプ氏が9日、パナマ運河の管理権を奪回するとの意向を示したことにより、トランプ氏のコメントが物議を醸し、パナマでは再度の抗議行動が見込まれている。

参加者の声

デモ参加者は、流された血は決して忘れられない、「パナマに手を出すな」と呼びかけた。あまりにも多くの痛みを我々は経験した。「トランプ氏がわれわれの運河を奪う意志を示したが、私たちは決して彼を許さない」と声明を発表した。

さらに、19歳の大学職員アイバン・キンテロさんは「パナマ国民が長年にわたってわたしたちの権利を得られなかった状態にある。トランプ氏が運河を狙うなら、容認するわけにはいかない」と語った。

政府の反応と今後の展望

トランプ氏に対する反発の声が高まっている中、パナマ市は7日、政府の政策に抗議するためのデモを認めるとも発表しており、デモは今後も継続する可能性がある。