【記者＝山田裕太郎】米オープンAIは12日、スマートフォンのカメラを通じてChat（チャット）GPTと映像を共有する機能の提供を始めた。この機能は有料利用者が周囲の状況をリアルタイムで人工知能（AI）に伝え、対処方法を教えてもらうことができる。

AIが人間に近い反応速度で会話する「アドバンスト・ボイス・モード」にも、スマートのカメラ映像や操作画面を共有する機能を加えた。月額20ドル（約3000円）で利用可能なこのサービスは、多くのユーザーから期待されている。

OpenAIのこの新機能によって、ユーザーはより直感的にAIとインタラクションできるようになり、特にビジネスシーンや教育の場面での利用が見込まれている。映像をもとにリアルタイムでアドバイスを受けることができるため、トラブルシューティングや問題解決の迅速化が期待されている。また、AIは今後、ユーザーの行動や反応を学習し、さらにパーソナライズされたサービスを提供することが可能になる可能性が高い。

果たして、OpenAIの新技術は私たちの生活にどのような革命をもたらすのか。今後の展開に注目が集まる。