2023年、独身男性と女性の間で注目を集めているのが、「おひとりさま」のライフスタイルです。全国の20～69歳の未婚男女7400人（男性3700人、女性3700人）を対象に行われた調査によると、独身であることをポジティブに捉えている人が増加していることが分かりました。

特に、独身でいる理由として「自分の時間を大切にしたい」と回答する人が多く、新たな趣味やライフスタイルに挑戦することで自己実現を果たしている様子がうかがえます。

また、この調査では『おひとりさま』の中でもランキングが発表されました。第1位には「福山雅治」さん（125人）、続いて第2位の「新垣結衣」さん（57人）、第3位には「岡村隆史」さん（51人）、第4位に「木村拓哉」さん（39人）、第5位には「有吉弘行」さん（29人）という結果がありました。興味深いことに、1位の福山雅治さんは「永遠の憧れ」として30代女性から、60代女性からは「独身のイメージが強い」と支持を受けているようです。

さらに、2位の新垣結衣さんも「みんなから愛されている」というイメージが広がり、30代女性からは「優しい雰囲気」が魅力的だとする声が上がっています。

このデータは『おひとりさま』という概念がどれだけ浸透しているかを示しており、独身でいることによる新たな満足感が多くの人々に広まっています。概して、ライフスタイルが多様化する現代、独身でいることはもはやネガティブなものではなく、自分らしい生き方を模索する一つの選択肢として注目されています。

とはいえ、依然として結婚に対して憧れを抱く方も多く、心理調査によると「結婚願望がある」との回答も多く、60代男性からすると「一緒に支え合いたい」という気持ちが窺えます。これからの日本社会で、独身と結婚の両立や多様な生き方がどう発展していくのか、ますます目が離せない状況です。