
世界
オーストラリアで最も人を殺している動物は?「意外過ぎる生物」が判明
2025-08-24
著者: 愛子
意外な統計結果に驚愕
オーストラリアの国立死因情報システム(National Coronial Information System)によると、2001年から2021年までの20年間に、オーストラリアで記録された動物関連の死亡事故は合計713件に達しています。この統計から推測される年間平均は約34件です。
最も多かった死亡者は「馬」
最も多くの死亡者を出しているのは、なんと「馬」でした。この結果、全体の31.1%にあたる222件が馬に関連しており、その大半は落馬事故によるものでした。
危険な動物たちに関する真実
「最も危険な動物」と言われる馬ですが、実際には彼らに関わる事故に遭遇する可能性は低いとも言えます。しかし、競技やレジャーとして馬と関わる文化があるため、接触の機会は多く、死亡事故もそれに比例しているのでしょう。
続いて上位の動物たち
それに続くのは「犬」で、こちらは82件(11.5%)の関連死亡事故が記録されています。その大半は咬傷によるものですが、事故によるケースも多く、動物との関わりには注意が必要です。
農業と人間の係わりから見える危うさ
オーストラリアでは、今もなお農業が重要な産業であり、農業に関与する動物たちによる危険が多いことがこの統計からも明らかです。特に移動中の交通事故など、予期せぬトラブルによる死亡が多発していることも要注意です。「牛」が死亡事故の原因になった件は全体の12.9%にあたる92件でした。これからも動物に関わる人々は、より安全に注意を払いながら活動していく必要があります。