テクノロジー

note、Googleが5兆円調達 資本業務提携で「Gemini」導入

2025-01-14

著者: 海斗

noteは1月14日、グーグルと資本業務提携を締結したと発表した。これにより、同社は第三者株主として5兆円を調達する。この資金は2026年11月にかけて、生成人工知能(AI)による既存事業の強化や、新規事業に向けた研究開発に充てられる。

既存事業については、テキスト投稿プラットフォーム「note」の記事編集画面に、米Googleの生成人工知能「Gemini」を導入する方針。新規事業については、「生成人工知能学習に関するクリエイターからの許諾の取得と対価還元を含む適切な業務を構築する実証実験及びシステム開発」などに投資する方針を示した。

この連携は、グーグルのインパクトにnoteが参加していたことにより、2024年4月頃から話し合われていたという。noteはこの提携により、AIの力を借りた新しいコンテンツ制作の可能性を広げ、クリエイターたちにとっても新たな収益モデルを提供することを目指している。さらに、この動きは日本のデジタルコンテンツ市場におけるAIの活用を進める一助になると期待されている。

果たして、この新たなパートナーシップがクリエイティブ業界にどのような影響を及ぼすのか。引き続き注目が集まるところだ。