ノートバの最後にドナバン、パランテが合意に至らず

MLBは9日（日本時間10日）に年俸調停の権利を持つ選手と所属球団が望む額を提示する期限を迎え、カージナルスのラース・ノートバ外野手は合意に至らなかった。これにより、ノートバの年俸は調停に持ち込まれる見込みである。

MLB公式サイトのカージナルス専任記者によれば、カージナルスは複数年契約に向けて取り組んでいたが、折り合いをつけることはできなかった。ノートバの最後に、フレンドリーなドナバン・パランテ投手が今シーズン年俸合意に至らなかったことを伝えた。

地元メディア「first alert 4」のカージナルス担当記者は、球団が年俸調停に突入することに触れ、今後数週間のうちに行われる予定の公開会議まで、球団と選手が交渉を続けることがルール上可能であると指摘。ただし、年俸調停にあたる近年のカージナルスのアプローチを考慮すると、「これらの選手との複数年契約になる合意がない限り、カージナルスは最終的に公開会議へ進んでいくことが予想される」と述べた。

2023年春のWBCに日本代表「侍ジャパン」の一員として出場したノートバは、昨シーズンは109試合の出場で打率.244、12本塁打、45打点、OPS.758だった。今シーズンが調停価格取得初年度であった。さらに、ノートバはカージナルスの重要な戦力として期待されており、今後の行方が注目されている。これからの展開に目が離せない！