「母の首を絞めてしまいました」新潟県三条市の62歳会社員を殺人未遂で逮捕、容疑者本人が110番通報

2025-01-05

著者: 芽依

自宅で母親の首を絞めたとして、新潟県警三条署は1月15日、62歳の会社員男性を殺人未遂の疑いで逮捕した。事件が発生したのは、三条市西四日町の自宅で、母親(88歳)は逮捕直後に発見され、病院で死亡が確認された。

逮捕に至った経緯は、事件当日の午後6時12分、容疑者が自身で110番通報をしたことから始まる。通報では「母の首を絞めてしまった」と告げた。警察が駆けつけた際、容疑者は現場にいたが、母親はすでに無意識の状態にあったという。

近隣住民によると、過去にも家族間でのトラブルがあったといい、近くに住む人々は「いつも静かな家族だったが、何かがあったのかもしれない」と話している。また、逮捕された62歳の男性は自宅に介護が必要な母親と同居していたとされ、家庭内の緊迫した状況が背景にある可能性も浮上している。

新潟県警は、これから詳しい捜査を進め、動機や事件の背景について解明を目指す方針だ。懸念されるのは、同様の事件が他の家庭でも起こり得ることで、専門家は「ストレスや介護負担が精神的な問題を引き起こすことがある」と警鐘を鳴らしている。