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ネパールで大雨、148人死亡・155人行方不明…610カ所以上で主要道路が寸断: 読売新聞

2024-09-29

【ニューデリー=淺野友美】ネパールで17日からの大雨により、各地で浸水や地滑りが発生した。地元警察によると、19日までに148人が死亡し、1101人がけがをしたほか、155人が行方不明になっている。

被害は首都カトマンズや周辺で発生し、警察や軍が行方不明者の捜索や救助活動を行っている。主要なカトマンズ・ポカラ間の道路が数か所で寸断されているほか、住居や橋が浸水し、流されるなどの被害が相次いでいる。国の16か所以上で主要道路が通行止めとなった。

ネパールの南アジアはモンスーン(季節風)の影響を受けており、6~9月は雨季で、特にこの時期は大雨による自然災害が多発する。過去にも同様の洪水や地滑りで多くの被害が出ており、政府が緊急支援を検討している.