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NBAのレジェンド、ディケンプ・ムトンボさんが58歳で死去…死因は脳動脈瘤、守護の名手として活躍した姿が懐かしい

2024-09-30

NBA界の殿堂入り選手であるディケンプ・ムトンボさんが、現地時間29日に脳動脈瘤で亡くなったことがNBAから発表された。58歳だった。

ムトンボさんはコンゴ民主共和国出身で、1991年にNBAドラフト全体4位でアトランタ・ホークスに指名されてプロキャリアをスタート。その後、フィラデルフィア76ers、ニュージャージー・ネッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、デンバー・ナゲッツなどで活躍した。

通算のブロック数は3189本で、これはNBA史上2位の記録となっており、特にディフェンスの名手として名を馳せた。ムトンボさんは、最大4度のNBAオールスターチームに選ばれ、4回のNBA最優秀守備選手賞を受賞した。

そのユニークなパーソナリティと人道活動への貢献も際立っており、彼の慈善活動は多くの人々の心をつかんで離さなかった。NBA史上最も高身長の選手として知られる彼は、2メートル18センチの身長を活かし、数々のビッグプレーを生み出した。彼の背番号55は、ホークスで永遠に引退されることが決定されている。

昨年、脳動脈瘤の治療を受けることを公表していたムトンボさん。悲劇的な形でこの世を去ったが、そのレガシーは永遠に人々の心に残るだろう。